ナトリウムエトキシド

危険有害性情報のコード(GHS)

• 絵表示(GHS)

  

• 注意喚起語

  Danger

• 危険有害性情報

  H225：引火性の高い液体および蒸気

  H251：自己発熱；火災のおそれ

  H314：重篤な皮膚の薬傷?眼の損傷

  H371：臓器の障害のおそれ

  H411：長期的影響により水生生物に毒性

• 注意書き

  P210：熱/火花/裸火/高温のもののような着火源から遠ざ けること。－禁煙。

  P235：涼しいところに置くこと。

  P273：環境への放出を避けること。

  P280：保護手袋/保護衣/保護眼鏡/保護面を着用するこ と。

  P303+P361+P353：皮膚（または髪）に付着した場合：直ちに汚染された衣 類をすべて脱ぐこと/取り除くこと。皮膚を流水/シャワー で洗うこと。

  P305+P351+P338：眼に入った場合：水で数分間注意深く洗うこと。次にコ ンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外す こと。その後も洗浄を続けること。

ナトリウムエトキシド 価格

MSDS Information

• Sodium ethoxide

ナトリウムエトキシド 化学特性,用途語,生産方法

• 外観

  白色～うすい褐色, 粉末又は塊

• 溶解性

  エタノールに溶け、水で分解する。

• 解説

  ナトリウムエトキシド,ナトリウムエチラートともいう．もっとも重要なアルコキシド．エタノールと金属Naとを直接，あるいはキシレン中で反応させると得られる．吸湿性の白色の粉末．空気中で徐々に分解し，水によりNaOHとエタノールに分解する．エタノールに可溶．多くの有機合成反応の縮合剤や触媒として用いる．

• 用途

  有機合成原料、直毛剤、多くの有機合成反応で縮合剤、還元剤として用いられる。

• 用途

  多くの有機合成反応で縮合剤、還元剤として、あるいは触媒として用いられる。

• 反応式

  2C₂H₅-OH + 2Na → 2C₂H₅-ONa + H₂
  エタノールは金属ナトリウム(ナトリウムの固体)と反応して水素を発生し、ナトリウムエトキシドを生じます。

• 化学的特性

  White powder, sometimes having brownish tinge; readily hydrolyzes to alcohol and sodium hydroxide.

• 物理的性質

  White or yellowish powder; hygroscopic; darkens and decomposes on exposure to air; decomposes in water forming sodium hydroxide and ethanol; dissolves in absolute ethanol.

• 使用

  Sodium ethoxide is used in organic synthesis for condensation reactions. It also is a catalyst in many organic reactions.

• 製造方法

  Sodium ethoxide is prepared by reacting sodium with absolute ethanol:
  2Na + 2C2H5OH → 2C2H5ONa + H2
  Sodium in small quantities is added to absolute alcohol at 10°C. The temperature is raised to warming (to about 38°C). The mixture is cooled again and sodium and absolute alcohol are added gradually followed by careful warming. The process is repeated to obtain a sufficient yield of the p

• 定義

  ChEBI: An organic monosodium salt that has ethoxide as the counterion.

• 一般的な説明

  Sodium ethoxide is an alkoxide salt mainly used as a strong base in organic reactions such as deprotonation, dehydration and dehalogenation.

• 危険性

  As for caustic soda, ethanol. Sodium hydroxide is formed when sodium ethylate is exposed to moisture.

• 使用用途

  ナトリウムエトキシドは、有機合成反応に関わる縮合剤や還元剤に使用されたり、触媒としても使われています。

  ナトリウムエトキシドは、アルキル基（CnH2n+1）を持つことで、有機溶媒に溶けやすい有機塩基の「アルコキシド」に分類されます。

  このアルコキシドは、アルコキシド陰イオンを発生させるもので、この陰イオンが直接求核反応に関与するとアルコキシ化が起こります。

  縮合剤は、このアルコキシ化で反応にあずかる物質からプロトン（水素イオン）を奪って、反応を誘起するという役割を担っています。

• 概要

  ナトリウムエトキシドとは、日本語名をソジウムエチラートといい、白色～うすい褐色の粉末又は塊で「化学式：C2H5ONa」「分子量：68.05」「CAS登録番号：141-52-6」の化合物です。

  ナトリウムエトキシドは、融点／凝固点が300℃で、密度／相対密度が0.868です。そして、に溶け、水で分解するといった性質を有しています。

  また、ナトリウムエトキシドは、危規則では「可燃性物質類・自然発火性物質」に、航空法で「可燃性物質類・自然発火性物質」に指定されていますが、そのほかの主だった国内法規での指定適用はありません。

• 純化方法

  It is a hygroscopic powder which should be stored under N2 in a cool place. A likely impurity is EtOH which can be removed by warming at 60-80o under high vacuum. It is hydrolysed by H2O to yield NaOH and EtOH. Other impurities, if kept in air for long periods are NaOH and Na2CO3. In this case the powder cannot be used if these impurities affect the reactivity, and a fresh sample should be acquired [IR: Seubold J Org Chem 21 156 1956]. [Beilstein 1 H 311, 1 IV 1289.]

ナトリウムエトキシド 上流と下流の製品情報

ナトリウムエトキシド 生産企業

Global(521)Suppliers

ナトリウムエトキシド スペクトルデータ(IR1、IR2)

141-52-6, ナトリウムエトキシド キーワード