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狭心症薬の予防

狭心症は冠状動脈のアテローム硬化性心疾患(冠状動脈性心臓病)の一つの重要な臨床症状である。その発生原因は冠状動脈のアテローム性動脈硬化のため,管腔を狭くし,心筋血の不足を引き起こし,心筋の酸素供給と酸素需要のバランスを失わせる。現在使用されている抗狭心症薬は,心筋の酸素消費量を低減し又は/及び心筋の酸素供給量を増やすことによってその役割を果たす。狭心症防除薬は以下の四つの種類を有する:①硝酸エステル系及び亜硝酸エステル系:ニトログリセリンを代表とする;②β受容体遮断薬:例えばプロプラノロール等(第6章を参照する);③カルシウム拮抗薬:例えばニフェジピン、ジルチアゼム等;④その他の抗狭心症薬:例えばジピリダモール(ペルシャンチン)、トリメタジジン等。