グアノシン5'-りん酸

危険有害性情報のコード(GHS)

• 絵表示(GHS)

  

• 注意喚起語

  Warning

• 危険有害性情報

  H302：飲み込むと有害

  H315：皮膚刺激

  H319：強い眼刺激

  H335：呼吸器への刺激のおそれ

• 注意書き

  P280：保護手袋/保護衣/保護眼鏡/保護面を着用するこ と。

  P305+P351+P338：眼に入った場合：水で数分間注意深く洗うこと。次にコ ンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外す こと。その後も洗浄を続けること。

グアノシン5'-りん酸 価格

MSDS Information

• [(2R,3S,4R,5R)-5-(2-Amino-6-oxo-3H-purin-9-yl)-3,4-dihydroxyoxolan-2-yl]methyl dihydrogen phosphate

グアノシン5'-りん酸 化学特性,用途語,生産方法

• 定義

  本品は、グアニル酸の二ナトリウム塩である。

• 解説

  5′-GMPは分解点190～200 ℃．pK1 2.4，pK2 6.1，pK3 9.4．λmax 256(ε 1.24×104，pH 2)，260 nm(ε 1.21×104，pH 12)．3′-GMPは分解点175～180 ℃．[α]_D－8°(水)．いずれも水に可溶，有機溶媒に不溶．
  森北出版「化学辞典（第2版）

• 生物学のな役割

  グアノシン5'-りん酸,生体内から得られるものは5′-GMPと3′-GMPであり，一般に，グアニル酸とよぶときは5′-GMPをさす．5′-GMPは結晶性がよく，純粋な化合物が得やすい．ナトリウム塩はシイタケの味がするので，調味料として使われる．5′-GMPはATPによりホスホリル化されてグアノシン二リン酸(GDP)，グアノシン三リン酸(GTP)となる．GTPはリボ核酸の合成の基質となるほか，リボソームでタンパク質生合成の際に重要なはたらきをする．

• 化粧品の成分用途

  エモリエント剤、保湿.湿潤剤

• 製造

  5'-グアニル酸は天然に遊離の状態でも存在し、グアノシン三リン酸（GTP）やグアノシン二リン酸（GDP）などの前駆体として重要である。5'-グアニル酸は、生体内でイノシン酸からキサントシン-5'-リン酸を経由して合成される。

• 使用

  Biochemical research, flavor potentiator (disodium salt).5-Guanylic Acid is a useful reagent for the chemo- and site-specific reductive amination of N2-guanine oligonucleotides.

• 定義

  The monophosphoric ester of guanine, i.e., the nucleotide containing guanine, d-ribose, and phosphoric acid. The phosphate may be esterified to either the 2, 3, or 5 carbon of ribose, yielding guanosine-2′-phosphate, guanosine-3′-phosphate, and guanosine-

• 純化方法

  Crystallise it from water and dry it at 110o. [Beilstein 26 III/IV 3910.]

グアノシン5'-りん酸 上流と下流の製品情報

グアノシン5'-りん酸 生産企業

Global(191)Suppliers

グアノシン5'-りん酸 スペクトルデータ(¹³CNMR)

85-32-5, グアノシン5'-りん酸 キーワード