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ポリエン薬

ポリエン系抗真菌薬は臨床で広く応用される抗真菌感染症を治療する抗生物質の一種である。その作用機序は真菌の細胞膜中のエルゴステロールと結合し,代謝を妨害し、細胞膜の透過性を向上させ,細胞死をもたらすということである。ポリエン系抗真菌薬は構造によって以下の種類に分けられる:①大環状ポリエン系抗生物質;②鎖状ポリエン系;③ヌクレオシド系;④その他の非ジエン類。それはいくつかの化学的に合成される抗真菌化合物をさらに含み,その化学構造は臨床でよく使用される抗真菌化合物と完全に異なる。