モリブデートオレンジ

化学名:モリブデートオレンジ

CAS番号.12656-85-8

英語名:CI NO 77605

CBNumberCB8102074

MFPbCrO4,PbMoO4,PbSO4

MW0

MOL FileMol file

别名

C.I.ピグメントレッド104

モリブダートオレンジ

ビナモンスカーレットY

モリブデートオレンジ物理性質

比重(密度)	5[at 20℃]
水溶解度	10-69.3μg/L at 20℃
EPAの化学物質情報	C.I. Pigment Red 104 (12656-85-8)

安全性情報

主な危険性	T,N
Rフレーズ	61-33-40-50/53-62
Sフレーズ	53-45-60-61
有毒物質データの	12656-85-8(Hazardous Substances Data)
化審法	5-5190
PRTR法	第1種指定化学物質(特定物質) &_& 第1種指定化学物質

危険有害性情報のコード(GHS)

モリブデートオレンジ化学特性,用途語,生産方法

解説

クロム酸鉛PbCrO4のクロムを一部分モリブデンと硫黄(いおう)とで置換した組成Pb(Cr,Mo,S)O4の正方晶固溶体からできている非常に鮮明な赤橙(せきとう)色顔料で、PbCrO4、モリブデン酸鉛PbMoO4、硫酸鉛PbSO4の含有率はモル比でだいたい25対4対1。
用途
ペンキ、インク、ゴム着色剤
製法

製法はクロム酸ナトリウム、モリブデン酸ナトリウム、硫酸ナトリウム各水溶液を硝酸鉛水溶液に加え反応させ、水素イオン濃度（pH）を調節しながら攪拌(かくはん)を続け、水溶液中でPb(Cr,Mo,S)O4系固溶体を生成させる。この固溶体が生成するにしたがい、沈殿の色調は赤みを帯びてくる。所期の色調になるまでこの操作を行い、安定剤を添加し、濾過(ろか)、水洗する。
応用

塗料、印刷インキ、プラスチックの着色剤に用いられる。
主な用途／役割
橙色用無機系着色剤。
化学的特性
Fine, dark-orange or light-red powder.
使用
Pigment in printing inks, paints, plastics.
定義
A solid solution of lead chromate,lead molybdate and lead sulfate.
危険性
Toxic by ingestion.
化学性质
黄鉛同様の性質を有し，シリカでカプセル化したものは300℃の耐熱性を有する
安全性プロファイル
Confirmed carcinogen. Dusts are poison by inhalation.
合成方法
クロム酸鉛（Ⅱ），モリブデン酸鉛（Ⅱ），硫酸鉛を主成分とする顔料

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