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ピリダジン化合物

ピリダジン系化合物は6員複素環式アジン系含窒素複素環化合物であり,ピリミジン、ピラジンと互いに異性体であり,石油エーテルに溶けなく,メタノール、エタノール及びエーテルに溶解しやすく,水、ベンゼンとジメチルホルムアミドと融合することができる。ピリダジンは弱塩基であり,ピクリン酸、塩酸等と反応して塩を形成できる;ピリダジンは芳香族の求核反応と求電子置換反応が発生しにくい;ピリダジンは過マンガン酸カリウムと反応しにくい。ナトリウム又はアルコールによって還元され又は開鎖され、1,4-ジアミノブタンに変換する。 ピリダジンは医薬品原料に広く応用され,例えば長時間作用型スルホンアミドSMPはピリダジンの誘導体であり,抗マラリア薬の4-アミノシノリン、降圧薬のヒドララジン等はいずれもピリダジンを原料として調製されるものである;ピリダジンはさらに農薬製品の原料に用いることができ,例えば除草剤の“クロリダゾン”、“ ミルステム”、“ クレジット”、“ マレイン酸ヒドラジド”、“ ノルフルラゾン”、“ ピリダテトブタイト”、“ 殺虫剤”、“ オフナック”等の調製に用いられる。