フィブロイン

フィブロイン 化学特性,用途語,生産方法

• 性質

  H-L鎖をS-S結合で連結．繰り返しβシート構造(Gly-Ser-Gly-Ala-Gly-Ala)がメイン

• 定義

  本品は、絹の構成成分であるセリシン(*)とともに、カイコ Bombyx mori より得られるタンパク繊維である。参照表示名称：セリシン

• 解説

  絹糸を構成している熱水不溶性のタンパク質．カイコのマユ繊維に72～81 ％含まれる．カイコの液状絹は吐糸管から体外に出されるが，そのさい球状フィブロインはβ型繊維状分子に変形し，同時に水に対する溶解性を失う．クモの糸もフィブロインに属するタンパク質である．

• 化粧品の成分用途

  増量剤

• 天然物の起源

  カイコ(Bombyx mori)絹糸腺，H鎖：22～5263, L鎖：19～262

• 定義

  The fibrous material in silk; a scleroprotein containing glycine and alanine; light yellow, silk-like mass; insoluble in water; soluble in concentrated alkalies and concentrated acids.

フィブロイン 上流と下流の製品情報

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