α-アミラーゼ

外観

白色～灰褐色, 粉末

解説

α-アミラーゼ，デンプンの内側のα(アルファ)-1→4結合を加水分解する酵素。動物の唾液(だえき)や膵臓(すいぞう)、麦芽などの植物、微生物などに広く分布する。ジアスターゼ（通常は麦芽由来のα-アミラーゼをさす）、プチアリン（通常は唾液中のα-アミラーゼをさす）、グリコゲナーゼともいう。

生物学のな役割

α-アミラーゼは動物の膵、唾液、穀類の発芽種子および種々の微生物に存在する。種々の起源のα-アミラーゼはカルシウムイオンを含み、除去すると活性を失うが加えると活性となる。最適pH(ペーハー／ピーエイチ)（水素イオン濃度）は起源により異なり、動物由来はpH7.2付近、穀類、細菌類由来は5.9～6.0、ある種の糸状菌では3.4付近である。動物のα-アミラーゼは活性発現に塩素イオンが必要である。唾液中のアミラーゼは口腔(こうくう)内、および胃液が十分に混ざり強酸性になるまでの間は胃内でデンプンを加水分解してデキストリンを生成する。ヒトの唾液アミラーゼ（AMY1）と膵臓アミラーゼ（AMY2A）の遺伝子が確認されている。ヒトの血液中のアミラーゼは臨床的に膵炎などの診断に使われている。

使用

α-Amylase has been used in various plant studies, such as metabolism studies in Arabidopsis . 1 α-Amylase from human pancreas has been used to test interference for enzymatic methods of assaying calcium in serum and urine. 2 α-Amylase, from Sigma, has been used to get a standard calibration curve during the evaluation of an automated amylase detection system using forensic samples.

一般的な説明

This product has been enhanced for energy efficiency and waste prevention when used in starch ethanol research.