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グルタミン誘導体

グルタミン系誘導体はアミノグルタル酸モノアミド又は4-グルタミンとも呼ばされる。エタノール水溶液から針状結晶を取得する。融点が184~ 185℃であり,水中で[α]D19が+8°であり,5%の塩酸水溶液中で[α]D20が+32°である。等電点が5.65である。水に溶解することができ,エタノールにわずかに溶解する。植物に広く存在する。グルタミン酸とメタノールがエステル化反応を行ってグルタミン酸メチルエステルを得た後に,縮合、付加、塩生成、加水分解等の反応を行って調製することができる。胃潰瘍、十二指腸潰瘍及び急性、慢性胃炎等の症状の治療に用いられる。