ノイラミニダーゼ

危険有害性情報のコード(GHS)

• 絵表示(GHS)

  

• 注意喚起語

  Warning

• 危険有害性情報

  H290：金属腐食のおそれ

  H315：皮膚刺激

  H319：強い眼刺激

  H335：呼吸器への刺激のおそれ

• 注意書き

  P234：他の容器に移し替えないこと。

  P261：粉じん/煙/ガス/ミスト/蒸気/スプレーの吸入を避ける こと。

  P264：取扱い後は皮膚をよく洗うこと。

  P264：取扱い後は手や顔をよく洗うこと。

  P271：屋外または換気の良い場所でのみ使用すること。

  P302+P352：皮膚に付着した場合：多量の水と石鹸で洗うこと。

  P305+P351+P338：眼に入った場合：水で数分間注意深く洗うこと。次にコ ンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外す こと。その後も洗浄を続けること。

ノイラミニダーゼ 価格

ノイラミニダーゼ 化学特性,用途語,生産方法

• 定義

  糖タンパク質や糖脂質などに作用してシアル酸を切り離す酵素である。コレラ菌、ガス壊疽(えそ)菌の培養液やインフルエンザウイルスが強い酵素活性を示す。この酵素は、インフルエンザウイルスによる赤血球凝集反応の研究過程でみいだされ、最初はレセプター破壊酵素とよばれていた。インフルエンザウイルスが赤血球に結合する部位を破壊する酵素という意味である。今日では、コレラ菌の培養液の酵素は結晶化されている。また各種の精製されたノイラミニダーゼは、複合糖質の構造と機能の研究に幅広く役だっている。糖鎖の末端に結合したシアル酸を切り離す作用をもつ酵素。インフルエンザウイルスでは、ヒトなどの宿主の細胞内で増殖したウイルス粒子が、細胞膜から離脱して別の細胞に感染するのに重要な役割を果たす。タミフルやリレンザなどのインフルエンザ治療薬は、ノイラミニダーゼを阻害することでウイルスの増殖を抑える。NA。

• 解説

  EC 3.2.1.18．ノイラミニダーゼは，糖鎖末端のシアル酸を切断除去する酵素で，シアリダーゼ(sialidase)ともいう．ホモ四量体として存在する．インフルエンザウイルス粒子の表面に存在する酵素は，戦略上の武器となっている．森北出版「化学辞典（第2版）

• 用途

  製造用剤

• 使用

  Neuraminidase is used as a hydrolytic enzyme that removes sialic acid from mucoproteins, used in a study to assess binding with human T lymphocytes in sheep pretreated with neuraminidase. It has also been used in a study to investigate the effect of bile salts on the action of hydrolysis by neuraminidase.

• 一般的な説明

  Neuraminidase enzymes are glycoside hydrolase enzymes that catalyze hydrolysis of terminal sialic acid residues. The most well-known are the viral nearamidases, which promote influenza virus release.

• Biochem/physiol Actions

  Vibrio cholerae neuraminidase has been shown to promote cholera toxin infection by binding the toxin and aiding in its uptake by cells.

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