ヒアルロニダーゼ (牛睾丸由来)

化学名:ヒアルロニダーゼ (牛睾丸由来)

CAS番号.9001-54-1

英語名:Hyaluronidase

CBNumberCB8486088

MFC18H14O7

MW342.29956

MOL File9001-54-1.mol

别名

ヒアルロニダーゼ (牛睾丸由来)

ヒアルロニダーゼ

ヒアルロニダーゼ (ウシ睾丸由来)

ヒアルロニダーゼ (牛睾丸由来)物理性質

貯蔵温度	−20°C
外見	凍結乾燥粉末
色	白～やや茶色
Merck	13,4777
EPAの化学物質情報	Hyaluronidase (9001-54-1)

安全性情報

Sフレーズ	22-24/25
WGK Germany	3
F	3-10
HSコード	35079090

危険有害性情報のコード(GHS)

ヒアルロニダーゼ (牛睾丸由来) 価格

製品番号	包装	価格	製品説明	購入
東京化成工業 H0164	100mg	￥7400	ヒアルロニダーゼ (ウシ睾丸由来)	購入

ヒアルロニダーゼ (牛睾丸由来) 化学特性,用途語,生産方法

定義
本品は、次の化学式で表される複素環式化合物である。
定義
ヒアルロン酸を低分子化する酵素の総称で、(1)N-アセチルグルコサミンとグルクロン酸の間のβ(ベータ)-1・4結合を加水分解するエンドヘキソサミニダーゼ型の酵素と、(2)グルクロン酸とN-アセチルグルコサミンの間のβ-1・3結合を加水分解するエンドグルクロニダーゼ型の酵素のほか、加水分解ではなく脱離的に分解する(3)エンドヘキソサミン開裂型の酵素と、(4)エンドグルコサミン開裂型の酵素がある。(1)の酵素は高等動物の精巣や精子のほか、肝臓のリソゾームや皮膚、ヘビ毒などに存在し、(2)の酵素はヒル、(3)と(4)は細菌に存在する。また、(1)の酵素や細菌の酵素はコンドロイチン硫酸にも作用する。なお、(3)と(4)の場合はグルクロン酸に二重結合ができるのでリアーゼにも属する。また、古くから拡散因子あるいはムチナーゼとよばれていたものも、ヒアルロニダーゼと同一物またはそれを含むものである。
ヒアルロニダーゼは、ムコ多糖の構造研究あるいは同定や定量の試薬として用いられ、また細菌の侵入や精子の卵への侵入の際、ヒアルロン酸を分解してその粘度を下げ、侵入を容易にする因子の一つと考えられている。［村松　喬］
解説

ヒアルロン酸を分解する酵素。動物の精子や毒蛇・ヒル・細菌などに存在し、細胞膜の透過性を促進する作用がある。ヒアルロン酸のグリコシド結合を加水分解して，テトロースを生成する反応を触媒する酵素．コンドロイチン硫酸，ムコイチン硫酸も基質となりうる．ヘパリンはこの反応を阻害する．ヘビ，ハチの分泌物，動物組織とくに精巣中に存在する．N-アセチル-D-グルコサミン(GlcNAc)とグルクロン酸の間のβ-1,4結合を加水分解する酵素(EC 3.2.1.35)と，D-グルクロン酸とGlcNAcの間のβ-1,3結合を加水分解する酵素(EC 3.2.1.36)がある．森北出版「化学辞典（第2版）
化粧品の成分用途
皮膚コンディショニング剤
使用
Pharmaceutic aid (diffusing agent in s.c. injections).
brand name
Diffusin (Ortho Pharmaceutical); Enzodase (Bristol-Myers Squibb); Hyazyme (Abbott); Vitrase (Biozyme Laboratories Ltd., UK); Wydase (Wyeth-Ayerst);Hylase.
純化方法
Hyaluronidase is purified by chromatography on DEAE-cellulose prior to use. [Distler & Jourdain J Biol Chem 248 6772 1973.]

ヒアルロニダーゼ (牛睾丸由来) 上流と下流の製品情報

ヒアルロニダーゼ (牛睾丸由来) 生産企業

9001-54-1, ヒアルロニダーゼ (牛睾丸由来) キーワード

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