ベリリウム銅

危険有害性情報のコード(GHS)

• 絵表示(GHS)

  

• 注意喚起語

  Warning

• 危険有害性情報

  H317：アレルギー性皮膚反応を起こすおそれ

  H320：眼刺激

  H332：吸入すると有害

  H350：発がんのおそれ

  H373：長期にわたる、または反復暴露により臓器の障 害のおそれ

• 注意書き

  P201：使用前に取扱説明書を入手すること。

  P202：全ての安全注意を読み理解するまで取り扱わないこ と。

  P260：粉じん/煙/ガス/ミスト/蒸気/スプレーを吸入しないこ と。

  P271：屋外または換気の良い場所でのみ使用すること。

  P272：汚染された作業衣は作業場から出さないこと。

  P302+P352：皮膚に付着した場合：多量の水と石鹸で洗うこと。

  P304+P340：吸入した場合：空気の新鮮な場所に移し、呼吸しやすい 姿勢で休息させること。

  P308+P313：暴露または暴露の懸念がある場合：医師の診断/手当てを 受けること。

  P363：汚染された衣類を再使用す場合には洗濯をすること。

  P403：換気の良い場所で保管すること。

ベリリウム銅 価格

ベリリウム銅 化学特性,用途語,生産方法

• 解説

  ベリリウム銅，銅にベリリウムを加えたものを主体とする合金。昔はベリリウム青銅といったこともあるが、スズは普通加えず、コバルトを加えることが多い。ベリリウムを2重量％近辺入れた合金を800℃付近で溶体化して焼き入れたのち若干の塑性加工を加え、300℃台の前半に加熱すると著しく硬化し、昔からの銅合金に類をみない130キログラム／平方ミリメートル台の引張り強さをもつということを利用する高力合金と、0.5重量％近辺のベリリウムに抑えても得られる程度の硬化にとどめ、銀などを加えて高力高電導合金とする低ベリリウム合金とに大別され、各種の変種がある。また高力型でも本来の熱処理のほかに、素材製造者が行っておき、使用者は成形加工のみですませるミルハードン材も近年つくられている。鋳造品もあり、海底ケーブル部品、プラスチック成形金型、防爆工具などに使われる。

• 性質

  銅にベリリウム Be を添加すると強力で特に弾性に富み，耐摩耐食性のよい性質を示す。 Be 添加量は通常1～2.5%である。この合金の特徴は顕著な時効硬化性で，800℃付近から焼入れ後 270～350℃を1～3時間時効処理をすると，CuBe の微細な析出により硬化する。よく処理された合金は原材の引張り強さ 588MPaに対し 1320MPa程度まで増強する。実用合金は 1.6～2.0%のほか，ニッケル，コバルト，鉄を少量含む。弾性がよいので各種機器のばね (特に電気機器) ，時計用歯車，電気回路用コネクタなどに用いられる。

• 使用

  Beryllium copper is not really a compound, but a very useful alloy that often contains other metals such as cobalt or nickel in small amounts. It is a hard, strong alloy with excellent electrical conductivity, which makes it very useful in electrical switching equipment owing to its nonsparking qualities. It makes excellent spot-welding electrodes, springs, and metal bushings, cams, and diaphragms.

• 定義

  Any of a group of copper-tin alloys usually containing 0.5–10% of tin. They are generally harder, stronger in compression, and more corrosion resistant than brass. Zinc is often added, as in gunmetal (2–4% zinc), to increase strength and corrosion-resistance; bronze coins often contain more zinc (2.5%) than tin (0.5%). The presence of lead improves its machining qualities.
  Some copper-rich alloys containing no tin are also called bronzes. Aluminum bronzes, for example, with up to 10% aluminum, are strong, resistant to corrosion and wear, and can be worked cold or hot; silicon bronzes, with 1–5% silicon, have high corrosion-resistance; beryllium bronzes, with about 2% beryllium, are very hard and strong.

ベリリウム銅 生産企業

Global(13)Suppliers

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