Saccharated Pepsin

Saccharated Pepsin 化学特性,用途語,生産方法

• 外観

  本品は白色の粉末で，特異なにおいがあり，味はわずか に甘い．
  本品は水にわずかに混濁して溶け，エタノール(95)又はジ エチルエーテルに溶けない．
  本品はやや吸湿性である．

• 定量法

  (ⅰ) 基質溶液 消化力試験法のたん白消化力試験法 の基質溶液1を用いる．ただし，pHは2.0に調整する．
  (ⅱ) 試料溶液 本品約1250単位に対応する量を精密に量り， 氷冷した0.01mol/L塩酸試液に溶かし，正確に50mLとする． (ⅲ) 標準溶液 含糖ペプシン標準品適量を正確に量り， 1mL中に約25単位を含むように氷冷した0.01mol/L塩酸試液 に溶かす．
  (ⅳ) 操作法 消化力試験法のたん白消化力試験法に より操作し，試料溶液につき吸光度AT及びATBを測定する． ただし，沈殿試液はトリクロロ酢酸試液Aを用いる．別に， 標準溶液につき，試料溶液と同様に操作し，吸光度AS及び ASBを測定する．本品1g中の単位数は次式により算出する．
  本品1g中の単位数＝US × (AT－ATB)／(AS－ASB) × 1／M
  US：標準溶液1mL中の単位数
  M：試料溶液1mL中の本品の秤取量(g)

• 純度試験

  (１) 変敗 本品は不快な又は変敗したにおいがない．
  (２) 酸 本品0.5gを水50mLに溶かし，0.1mol/L水酸化ナ トリウム液0.50mL及びフェノールフタレイン試液2滴を加 えるとき，液の色は赤色である．

• 貯法

  保存条件 30℃以下で保存する．
  容器 気密容器．

• 乾燥減量

  1.0％以下(1g，80℃，4時間)．

• 強熱残分

  0.5％以下(1g)．

Saccharated Pepsin 上流と下流の製品情報

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