レダクチン酸

レダクチン酸 化学特性,用途語,生産方法

• 解説

  2,3-dihydroxy-2-cyclopenten-1-one．C5H6O2(114.10)．ペクチン，ガラクツロン酸，キシロースなどの糖類を希硫酸中オートクレーブ中で加熱すると生成する．レダクチン酸，3-クロロシクロペンタン-1,2-ジオンを酸加水分解しても生成する．黄色の結晶．分解点213 ℃，150 ℃(27 Pa)で昇華すると白色の結晶となる．水，エタノールに可溶，ベンゼンに不溶．L-アスコルビン酸によく似た化学的性質をもつエンジオールであり酸性を示す．フェーリング液，ヨウ素溶液を還元し，銀鏡反応を呈する．森北出版「化学辞典（第2版）

• 純化方法

  Crystallise reductic acid from EtOH, EtOAc (m 213-213.5o) or EtOH/EtOAc. It has been sublimed at 0.5mm. The osazone has m 245o(dec) (from BuOH). [Hess et al. Justus Liebigs Ann Chem 563 31 1939, 592 137 1955, 736 134 1970, Beilstein 8 III 1942, 8 IV 1714.]

レダクチン酸 生産企業

Global(1)Suppliers