ポリスチレンスルホン酸ソーダ

危険有害性情報のコード(GHS)

• 絵表示(GHS)

  

• 注意喚起語

  Warning

• 危険有害性情報

  H332：吸入すると有害

• 注意書き

  P261：粉じん/煙/ガス/ミスト/蒸気/スプレーの吸入を避ける こと。

  P271：屋外または換気の良い場所でのみ使用すること。

ポリスチレンスルホン酸ソーダ 価格

ポリスチレンスルホン酸ソーダ 化学特性,用途語,生産方法

• 性質

  ポリスチレンスルホン酸ナトリウムは、陽イオン交換樹脂に分類され、体内に吸収されない薬剤です。作用機序は、本剤のナトリウムイオンと体内のカリウムイオンが結腸で交換され、ポリスチレンスルホン酸と結合したカリウムが便と共に体外へ排泄されることです。結果、体内にある過剰のが除去され、高カリウム血症を改善します。

  ただし、心不全誘発や腸穿孔・腸潰瘍・腸壊死などの副作用があります。心不全誘発は血清カリウム値の代わりに血清ナトリウム値が上昇することが原因です。腸穿孔・腸潰瘍・腸壊死は、ソルビトール液に溶解、またはソルビトール溶液と併用した際に生じやすいと言われています。

• 定義

  本品は、ポリスチレンスルホン酸のナトリウム塩であり、次の化学式で表される。

• 解説

  ポリスチレンスルホン酸ナトリウムとは、陽イオン交換樹脂製剤です。

  ポリスチレンスルホン酸ナトリウム内のナトリウムイオンと体内のカリウムイオンを交換する目的で使われます。性状は黄褐色の粉末で、においや味はありません。

  また、水、 (95) 、およびにほとんど溶けません。

• 化粧品の成分用途

  分散剤、皮膜形成剤、親水性増粘剤、乳化安定剤

• 副作用

  頻度の高い副作用は浮腫、低カルシウム血症、下痢、悪心、嘔吐、便秘です。浮腫は血清ナトリウム値の上昇が関係しています。

• 主な用途／役割

  高分子アニオン系帯電防止剤

• 説明

  Sodium polystyrene sulfonate (PSS ,Poly(styrene sulfonic acid) sodium salt) is an organic compound, light amber liquid, odorless, and easily soluble in water. Sodium polystyrene sulfonate solution is a water-soluble polymer with a unique effect, used in reactive emulsifiers, water-soluble polymers (coagulants, dispersants, container cleaning agents, cosmetics, etc.), water treatment agents (dispersion Chemicals, flocculants), sulfur exchange resins (membrane), photographic agents (membrane), semiconductors, imaging films, heat conduction products, etc.

• 化学的特性

  solid

• 使用

  sodium polystyrene sulfonate is a film former. It holds the actives on site and gives the feeling of skin tightening. It is synthetically manufactured.

• 使用用途

  ポリスチレンスルホン酸ナトリウムは、急性および慢性腎不全による高カリウム血症に対して使われます。投与方法は、経口投与と注腸投与の2パターンです。

  経口投与する際は、1日30gを2〜3回に分け、その1回量を水50〜150mLに懸濁します。注腸投与する際は、1回30gを水または2%メチルセルロース溶液100mLに懸濁します。

• 使用上の注意点

  ポリスチレンスルホン酸ナトリウム投与中は、定期的に血清カリウム値、ナトリウム値の確認が必要です。また、便秘にも注意が必要です。便秘により消化管内にポリスチレンスルホン酸ナトリウムが蓄積すると、腸壁壊死の恐れが高まります。

• ポリスチレンスルホン酸カルシウムとの違い

  ポリスチレンスルホン酸カルシウムも、急性または慢性腎不全による高カリウム血症に対する治療薬です。ナトリウム塩は散剤ですが、カルシウム塩は散剤に加えて、ゼリーや経口液も販売されています。
  一般的に、ナトリウム塩の方がカリウム交換能が高いと言われています。つまりナトリウム塩の方が効率良く血清カリウム値を下げることが可能です。また、カルシウム塩の方が便秘を起こしやすく、高カルシウム血症による血管石灰化、心血管疾患発症リスクが高いです。
  ただし、腎不全などでナトリウム貯留傾向の方にはカルシウム塩の方が適しています。元々の基礎疾患や全身状態によって、カルシウム塩とナトリウム塩を使い分けることが重要です。

• 臨床応用

  Sodium polystyrene sulfonate was approved for medical use in the United States in 1958.Sodium polystyrene sulfonate is used to treat hyperkalemia (increased amounts of potassium in the body). Sodium polystyrene sulfonate is in a class of medications called potassium-removing agents. It works by removing excess potassium from the body.

• 副作用

  Get emergency medical help if you have signs of an allergic reaction: hives; difficult breathing; swelling of your face, lips, tongue, or throat.
  Stop using sodium polystyrene sulfonate and call your doctor at once if you have:
  stomach pain, rectal pain;
  severe constipation, severe stomach pain, bloating;
  fever, chills, vomiting;
  confusion, thinking problems, feeling irritable;
  low potassium --leg cramps, constipation, irregular heartbeats, fluttering in your chest, increased thirst or urination, numbness or tingling, muscle weakness or limp feeling;
  low calcium levels --muscle spasms or contractions, numbness or tingly feeling (around your mouth, or in your fingers and toes); or
  signs of stomach bleeding --bloody or tarry stools, coughing up blood or vomit that looks like coffee grounds.
  Common side effects may include:
  nausea, vomiting;
  diarrhea, constipation; or
  loss of appetite.

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